この仕事に出会えてよかった。地域に愛される販売パートナーの想い

どうしてとくし丸にチャレンジしようと思ったんですか?

前の仕事もやりがいがあって辞めたい気持ちはそんなになくて、むしろ楽しかったんですけど。結婚して子どもができてからやね、自分の環境が変わって。で、そん時に飲食店やったら、土日に子どもと過ごす時間がない、運動会やら発表会やら行ってあげれん。そん時に”何の為に仕事しよんかな?”って思って。家族の為に仕事しよるのに家族と過ごす時間がないって、これちょっと寂しいなぁ…と思って。

もっとね、次元の高い社長とかはね、日本の為に!とかいろいろあるやろうけど(笑)
僕らみたいなローカルな人間はやっぱ家族の為に仕事しよるから、家族と過ごす時間を取りたいなって思いながら、前の仕事やってたんですよ。

そんで、そんな時にテレビでとくし丸の特集をやってて、それを見終わった時にすごい衝撃受けたんよね!こんな仕事あるんか?!って。仕事内容に惚れてね。で、やってみたいなって調べたら、(契約形態が)個人事業主で。あ、個人事業主っちゅうことは土日休める。仕事内容もおもしろそう。やりたい!と思って、もうそれでどんだけ収入があるとか、稼げるかとか、もうそんなこと全く考えずに、もう急いで履歴書書いた記憶がありますね(笑)

実際に土日休みになって、ご家族との過ごし方は変わりましたか?

前の仕事からは全然違うね。もう家族中心の生活で。土日はパパがおるから、来週末はどこ行こうか?とか計画立てたり。もう僕自身も楽しいってね。仕事もプライベートも充実やから、この仕事に出会えてよかったなぁって思ってます。

金本さんの車両は、すごく見やすくて楽しい売り場ですよね!

ありがとうございます!

ぜひ工夫されていることやこだわりのポイントを教えてください。

移動スーパーなんで、僕自身が”本気の移動スーパー”を、お客さんの家の前でちっちゃいスーパーが来た!っていうのを表現したくて。

スーパーに行くお客さんは、やっぱり買い物が楽しい。自分で手に取って、どっちの大根にしようかなー?とか、肉はちょっとこっちが少ないからこっちにしようかなー?とかそういう買い物を楽しみを提供したいと思って。

だから陳列は、お客さんが選びたいもんは手に取って選べる位置に置いといてあげる。で、規格が決まっとるような牛乳とか豆腐とかは、高い位置にあっても「あれ取って」って言ったら、別にどっちの牛乳とか選ぶわけでもないんで(取ってあげられる)。
そういう買い物の選ぶ楽しみとかを考えながら陳列しとるかな。

とくし丸が地域と連携して行なっている見守り活動の中で、印象に残っていることはありますか?

直近でふたつあって。

ひとつは1人暮らしのおばあちゃんで、火曜日金曜日に訪問していて。息子は県外に離れて、おばあちゃんの様子はそんなに見に来られん。そういうおばあちゃんがおって。

火曜日行った時に珍しく留守やって。耳がだいぶ遠いんでね、だいぶ叫んだんやけど留守やって。どっか病院でも行っとんのかな?って思って、その時に一応、新聞受けを見たら新聞は取っとうみたいな感じやったんで、いけるかなって。

次の金曜日に訪問したら、金曜日も留守やって。あれ、おかしいな?と思って。木・金の新聞が溜まっとったんよね。なんかちょっと嫌な予感すんなぁ… って。
まぁでも、たまたま病院行ったんかな?って。で、水道のメーターをメモして帰ったんよ。

その次に火曜日行った時に留守やって。これは絶対あかんやつや!と思って、新聞受け見たら、もうどっさり溜まっとって。
で、急いで包括支援センターに「様子がおかしいです。すぐ来てください。水道メーターも先週の金曜からずっと動いてないんで。」って連絡して。(包括支援センターの人が)来たら、お風呂場で亡くなっとったんよ。

ご家族さんに連絡がいって「とくし丸が来てなかったら、ずっとほったらかしの状態で、おばあちゃんがいつ亡くなったかも分からん状態やった。ありがとうございます。」 みたいな話もいただいたりはしたかな…

もうひとつは、訪問した時に玄関が開いとって。入りますよ!って言って入ったら、バタってて倒れとって。
119番に連絡して、救急車の指示もらって心臓マッサージしたんですけど。手遅れだったんですけどね…

それからは、今後すぐにそういう助けというか、どういう行動を起こしたらいいかっていうのを、僕も高齢者相手なんで学んどかないかん!と思って。
救命救急士の講習を受けて、最近ちょっと資格を取ったとこなんですけど。

そんな経験から、僕も勉強させてもらってます!

「個人事業主って難しそう…」は誤解?漠然とした不安を解消するための全知識

「とくし丸の仕事には興味があるけれど、個人事業主になるのが不安……」

そう思うのは当然です。とくし丸の販売パートナーとして独立を考える際、誰もが最初にぶつかる壁が「個人事業主」という響きです。

しかし、結論から言えば、その不安の9割は「仕組みを知らないこと」から来ているだけです。一つずつ紐解いていきましょう。


1. 会社員と個人事業主、税金・社会保険はどう変わる?

「天引き」から「自分で納める」スタイルに変わります。主な違いを整理しました。

社会保険の「自己負担」について
会社員は社会保険料を会社が半分出してくれていましたが、個人事業主は全額自己負担になります。
「損をする」と感じるかもしれませんが、とくし丸の販売パートナーは頑張り次第で収入の上限を自分で広げられます。会社員時代の「固定給」の枠を超えた分で、これらを十分にカバーし、手残りを増やしていくのが個人事業主の醍醐味です。

「経費」という強力な味方
会社員との最大の違いは、「売上から経費を差し引ける」という点です。

会社員: 額面給与に対して、そのまま税率がかかるイメージ。
個人事業主: 売上 - (ガソリン代、車両ローン、通信費、消耗品費など) = 所得(ここに税金がかかる)。

とくし丸の営業活動の中で発生するガソリン代や消耗品の費用は、すべて経費です。これらを適切に計上することで、課税対象となる金額を抑えることができます。
さらに、「青色申告」という制度を使えば、最大65万円の控除が受けられるため、賢く節税することが可能です。

2. 「確定申告」って大変なの?

「帳簿なんてつけられない!」と身構える必要はありません。今の時代、個人事業主を支えるツールとサポートが充実しています。

・便利な会計ソフトの存在: 今は、レシートをスマホで撮るだけで自動入力してくれる会計ソフトが主流です。簿記の知識がなくても、パズルのように進めることができます。

・経費が認められる: 上でも記した通り、ガソリン代、車両の維持費、通信費なども「経費」となり、税金を抑えることができます。

・家計の管理が上手くなる: お金の流れを自分で把握することで、会社員時代よりも「稼いでいる実感」が湧きやすくなります。

とくし丸ではサポートとして提携している税理士法人のご紹介も行なっております。( ※ 利用には費用がかかります。)

3. 開業までに必要な「3つの手続き」

個人事業主になるための手続きは、複雑な書類の山を想像しがちですが、基本は以下のステップだけです。

・税務署への届出(開業届・青色申告) 「これから事業を始めます」という書類です。今はオンラインで5分ほどで作成・提出できる無料サービスも一般的です。

・資格の取得(食品衛生責任者) 「食の安全を守るリーダー」の資格です。1日の講習を受けるだけで取得でき、難しい試験はありません。

・営業届出 とくし丸は調理を伴う販売ではないので、キッチンカーなどが行う営業許可ではなく営業届出の申請が必要です。厚生労働省の「食品衛生申請等システム」を利用して、オンラインで申請することが可能です。


「個人」だけど「ひとり」じゃない。

「個人事業主」という言葉は孤独に聞こえるかもしれませんが、とくし丸の場合は違います。

提携スーパーマーケットという商品の供給拠点があり、そこにはとくし丸担当者さんや店舗のスタッフさんなどの協力者がいます。そして、とくし本部というノウハウやサポートの提供者がいて、同じとくし丸の販売パートナー同士で仲間として繋がる機会もあります。

そして、何よりあなたを待ってくれているお客さまがいます。

手続きという事務作業は、あくまで「お客さまに喜んでもらう仕事」を支えるための土台。そこを乗り越えた先には、自分の裁量で働き、毎日誰かから「ありがとう」を受け取れる毎日が待っています。

「難しそう」というイメージだけで夢を諦めるのはもったいないことです。
少しでも、とくし丸の販売パートナーの仕事にご興味を持ってくださった方は、ぜひ事業説明会にご参加ください。

「いつか」では遅すぎる?移動スーパーとくし丸を“今”始めるべき3つの理由

「いつかやってみたい」 そんなふうに思っているうちに、あなたの街の「とくし丸」の枠が埋まってしまうかもしれません。

移動スーパーとくし丸の販売パートナーという働き方に興味がある方へ。 現場のリアルな声を聞けば聞くほど、この仕事には「始めるべきベストタイミング」があることがわかります。

今回は、なぜ「思い立った今」がチャンスなのか、その理由を紐解きます。


1. 「エリア」は早い者勝ちという現実

とくし丸は完全エリア制です。 地域のお客さまとの繋がりを大切にするため、そして販売パートナーの利益を守るために、とくし丸は同じエリアに2台以上が稼働することはありません。

つまり、あなたが「自分の住むこの街でやりたい!」と思っても、すでに別の販売パートナーが走っていれば、その場所で開業することはできないのです。

・今の街で開業したいなら: 枠が埋まる前に手を挙げる。
・どうしても今すぐ始めたいなら: 移住という選択肢もあります。

実は、単身やご家族で開業可能なエリアへ移住してスタートする方も少なくありません。とくし丸本部は、全国の開業可能エリアと提携スーパーをご紹介し、あなたの新しい一歩を全力でバックアップします。


2. 「もっと早く始めればよかった」という先輩たちの本音

とくし丸の仕事は、正直に言って体力勝負です。 朝の積み込みから、1日中の運転、そして荷物の積み下ろし。デスクワークから転職された方には、その運動量に驚かれます。

でも、それは「健康的な変化」でもあります。 中には「10kg痩せた!」という方も。筋肉がつき、引き締まっていく体。私たちはこれを密かに「とくし丸ダイエット」と呼んでいます。

50代からスタートし、5年、10年と続けているベテラン勢からは、こんな声をよく耳にします。 「体力がもっとあるうちに、早く始めておけばよかった」

長く、元気にこの仕事を続けるためにも、体が動く「今」が最大の武器になるのです。

3. 一度始めたら「辞めたくなくなる」仕事だから

とくし丸は、地域の高齢者にとって欠かせない「インフラ」です。 待ってくれているお客様がいる。その責任感はもちろんありますが、それ以上にこの仕事が楽しくて、大好きになってしまうのが、この仕事の不思議な魅力。

「体が続く限り、1日でも長く続けたい」 そう思える仕事に出会えるチャンスは、人生にそう何度もありません。


「もし、自分のやりたいエリアが埋まっていたら?」

諦めるのはまだ早いです。 販売パートナーにもいつか「引退」の時が来ます。その際、大切に育てたルートを引き継ぐ「引き継ぎ開業」という形で、新たな募集がかかることもあるからです。

チャンスを逃さないためには?

募集エリアの発生は、とくし丸採用公式LINEでいち早くお届けしています。ぜひお友だち登録と配信コンテンツのチェックをお願いいたします。
※とくし丸採用公式LINEは、とくし丸事業説明会にご参加いただいた方に、お友だち招待URLをお送りしております。


「あの時始めておけば」と後悔する前に。

とくし丸の販売パートナーは、単なる仕事ではなく、地域に必要とされる「生きがい」そのものです。体力、タイミング、そして何よりあなたの情熱。それらが揃っている「今」という瞬間を、大切にしてみてはいかがでしょうか。

雨粒がきらめく、潤い溢れるスタートに

あいにくの雨でしたが幸先の良いスタートとなった、ベルジョイスとくし丸1号車の開業初日に密着しました。


初日ということでかなり緊張しつつも、丁寧な接客でお客さまを笑顔にしていた販売パートナーの徳山さん。
そして、そんな徳山さんと二人三脚で開業までの準備に取り組んでくださったベルジョイスの熊谷さまにお話を伺いました。

まずは、徳山さんにお聞きします。
とくし丸を知ったきっかけは何ですか?

徳山:前職で腰を悪くして1年くらい療養期間があったんですが、その時にニュースでご高齢の方々で買い物に困っている人がたくさんいるということを知って。色々調べたら“とくし丸”という移動販売があることを知りました。

販売パートナーをやろう!と決意したきっかけがあれば教えてください。

徳山:私の場合は家族が応援してくれている、というのがありまして…!
ひとりではちょっとなかなか決意できなかったところを「応援しているからやってみて!」と言われたことがきっかけです。

ご自身が思う、販売パートナーという仕事の魅力はなんですか?

徳山:困っている人の役に立つ力になれる、というところが最大の魅力だと思います。

ついに開業日となりましたが、今日までで一番大変だったことは何ですか?

徳山:真夏の炎天下ですごく暑い時に、お客さまの家を一軒一軒回って挨拶したんですけども、それが肉体的には大変でした。ただ「こういうの(とくし丸を)使ってみたい!」って言ってくれるお客さまがいると、それがすごく励みになって、頑張ろうと思いました。


続いて、熊谷さんにお聞きします。
とくし丸にどんな期待をしていただいてますか?

熊谷:お客さまに安心安全な商品をお届けするとともに、地域の見守り隊として地域のお客さまと信頼関係を築き、安心して生活ができる環境づくりに貢献できることを期待しています。 

地域に貢献していくこと、を期待いただいているんですね。

熊谷:はい。当社は地域のライフラインとして安心安全な商品をお届けすることで地域社会の発展に貢献すること、を企業理念の一つとして掲げています。
この理念をもとに、とくし丸事業に取り組み、地域に貢献していきたいと考えております。

ベルジョイスのとくし丸販売パートナーに期待することは何ですか?

熊谷:地域の皆さまの生活に寄り添い、皆さまの御用聞きとして日々のコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築いていってくれることを期待しています。 


ベルジョイスでのとくし丸開業に少しでも興味を持ってくださった方は、こちらから事業説明会にお申し込みください。

夫婦で届ける“ありがとう”の毎日

とくし丸を知ったきっかけを教えてください

マイさん:
最初のきっかけは、テレビで見た移動スーパーの特集でした。
山奥でお年寄りの方が買い物に困っている様子を見て、「こんな仕事があるんだ!」と衝撃を受けました。
自分も誰かの役に立てる仕事をしたいという気持ちがずっとあったので、「こういう仕事をやってみたい」と思ってすぐに調べました。

そこで見つけたのが「とくし丸」。
仕組みを知るうちに、自分にもできるかもしれないと感じました。

当時、私は学校の事務職として働いていましたが、右耳が一切聞こえなく、健康面に不安がありました。周囲からは優しくしていただいていましたが、「自分がいなくても困らない仕事だな」と感じていたんです。
やりがいや手応えを求めていた時期にとくし丸と出会い、「これなら、自分にしかできない仕事ができるかもしれない」と思いました。

サトシさん:
テレビを一緒に見ていたので、妻の心が動いた瞬間を覚えています。

最初は「個人事業主として働くなんて難しいだろう」と思っていましたが、調べてみると意外と現実的に始められる仕組みで驚きました。
僕は当時営業をしていたのですが、会社員としての安定と引き換えに感じるストレスもありました。

そんな中で、妻が「これをやってみたい」と言ったとき、素直に応援しようと思えたのです。

ご主人が一緒に働くようになったきっかけは?

サトシさん:
僕は営業職でしたが、「必要としていないものを売る」という違和感を常に感じていました。
妻の仕事を手伝ううちに、お客さんの「必要なものを届ける」という本質的な喜びに触れたんです。それが羨ましくて、自分も一緒にやりたいという気持ちが大きくなりました。営業という肩書きは同じでも、求められているものの意味がまるで違う。

とくし丸の仕事は“ありがとう”という言葉で満たされていて、それが心地よかったんです。

二人で働くようになって、変わったことはありますか?

マイさん:
まず、できることの幅が大きく広がりました。
耳が聞こえにくい私に代わって、夫がさりげなくお客さまの言葉を拾ってくれることも多いんです。「あのおばあちゃん、あれが欲しいって言ってたよ」と後で教えてくれて、それが次の販売につながることもあります。

お互いの苦手を補い合えるのが、夫婦ならではの強みですね。

サトシさん:
体力的にも、二人でやることでかなり楽になりました。
積み込み作業や販売準備も分担できるので、朝も8時に出勤して十分間に合います。接客と会計を分けて動けるので、お客さまをお待たせすることも減りました。

それに、おばあちゃん達が「今日はお父さん(サトシさん)来ないの?」って聞いてくれるんですよ(笑)。男性が来ると喜ばれることも多くて、妻と一緒にいることで、お客さまの層にも幅が出たと思います。

夫婦で働くことで得られる喜びは何ですか?

マイさん:
やっぱり、一緒に頑張れるのが嬉しいです。

仕事中の出来事を家でも共有できるし、「今日あのお客さん、面白かったね」とか「おにぎりもらっちゃったね」なんて会話が自然に増えました。
お客さまからいただいた野菜や惣菜でそのまま夕飯ができる日もあって、「今日のごはん、全部お客さまからのいただきものだね」と笑いながら食卓を囲むことも。

そういう時間が、本当に幸せです。

サトシさん:
個人事業主って孤独を感じやすい仕事だと思うんです。
でも夫婦でやっていると、喜びも悩みも全部共有できる。ちょっとしたトラブルやお客さまとの出来事も、すぐに話せて気持ちが楽になるんです。仕事のパートナーでもあり、人生のパートナーでもある。

それが今の働き方の一番の魅力です。

とくし丸で働いて感じた「やりがい」は何ですか?

マイさん:
「あなたが来ないと困るの」と言ってもらえたとき、この仕事の意味を強く感じました。

買い物ができない地域の方にとって、とくし丸は“命の綱”のような存在なんだと思います。
前職では感じられなかった、人の生活に直接役立てているという実感があります。

サトシさん:
僕も毎日、お客さまからの「ありがとう」に支えられています。
会社員時代は“やらされている仕事”でしたが、今は“自分がやりたい仕事”です。

必要とされている実感があると、自然と頑張れる。疲れも不思議と気にならないんです。

最後に、とくし丸を検討している方へ

夫婦で仕事をするのは大変なこともあります。

でも、喜びも2倍です。

お客さまの笑顔に囲まれて、「ありがとう」を直接もらえる仕事って、なかなかないと思います。

もし迷っているなら、一歩踏み出してみてください。思っているよりずっと、やりがいのある毎日が待っていますよ。

人が好き。その気持ちがあれば、きっとできる仕事です

とくし丸を始めたきっかけを教えてください

とくし丸を始めたきっかけは、友人の紹介でした。
最初に話を聞いた時に、「やりたい!」って直感で思ったのです。

それまで保育士や介護職として、人と関わる仕事をしてきました。とくし丸も、まさに“人と関わる”ことが仕事。

実際に働いてみると、「この人に何を届けたら喜んでもらえるかな」と毎日考えることが楽しくて。
商品を売る、というよりも「お客さまに会えることが楽しみ。そして、お客さまに寄り添い、心を通わせられる」そんな仕事やと思っています。

※水口さん自作の商品POP

開業するにあたって不安なことはありましたか?

子どもがいて、仕事を探していた頃、「40代だと採ってもらえない」「自分のスキルを活かせる仕事がない」と思っていました。

でも、とくし丸は違いました。

お休みも自分で決められますし、頑張った分だけ、しっかり収入につながるのも嬉しいところです。「やらされてる仕事」じゃなくて、「自分で決めて、自分がしたいように働ける」という感覚がある。それが、何よりのやりがいです。

開業から10年経ちますが、働くうえで大変だったことは何ですか?

10年続けてきて、一番大変だったのは「天候」と「体調管理」です。
雪や台風の日でも、「待ってる人がいる」と思うと、どうしても行きたくなる。

でも、無理は禁物。代わりの人がいないからこそ、自分の体は大事にせなあかんと日々感じています。
とはいえ、お客さまから「来てくれてありがとう」と言われたら、それだけで疲れが吹き飛ぶんです。それも、やりがいです。

「1週間ぶりに人と話せたわ」って言ってくださる方もいらっしゃって、「この仕事を選んでよかった」と心から思える瞬間です。

とくし丸の仕事の魅力を教えてください

とくし丸の仕事の魅力は、“楽しさ”も自分でつくれるところです。
たとえば、ある日お客さまから毛糸で編んだネズミをたくさんいただいたのです。

そのまま配るのもええけど、なにかできへんかなと思って、「ネズミ釣り大会」を考えました。
ネズミのしっぽに輪っかを作って、広告紙で釣竿を作って、子どもたちに釣ってもらうのです。 もう、子どもたちの笑顔を想像するとたまらんくて。準備してるこっちが一番ワクワクしてました(笑)。

他にも、クリスマスにはトナカイの帽子をかぶってプレゼントを配ったり、こどもの日には100均でおもちゃを用意して「好きなの選んでいいよ〜」って配ったり。
子どもたちに向けてだけでなく、お菓子のつかみ取りやビンゴゲーム、サイコロゲームなんかもしました。

ちょっとした工夫や遊び心で、たくさんの笑顔に出会えるのが、この仕事の醍醐味です。

結局、お客さまに喜んでもらうつもりが私が一番幸せをもらっています。
とにかく、私の人生が大きくひろく、豊かになりました。

※子どもたちと一緒に行ったネズミ釣り大会
※サイコロゲームを楽しむお客さま

とくし丸はどんな方に向いている仕事だと思いますか?

私は、研修に来られた方に必ずこう聞きます。

「人が好きですか?」

人が好きだったら、その人に喜んでもらいたいと思うし、「どうしたら笑顔になるかな」って自然に考えるようになると思うんです。
過去にどんな仕事をしていたかは関係ありません。
大切なのは、“誰かを想う気持ち”があるかどうか。

この仕事は、どんな年齢でも、性別でも、どんな経験をされた方でも、「人が好き」という気持ちさえあれば、きっと誰でもできます。
だから私も、これから先ずっと、笑って楽しんで、とくし丸を続けていきたいと思っています。

▼.水口さんの著書・ブログのご紹介

著書:ねてもさめてもとくし丸

ブログ:とくし丸5go!