人が集まる場所を作る!地域の“つなぎ役”として

とくし丸を知ったきっかけ、やろうと思った理由は何ですか?

高畠町というところで僕は生まれ育って、地域の方々に育てていただいたという感覚があったんです。近所のおじいちゃんおばあちゃんが僕をよくみててくれたっていうのがあって。そういう地域のつながりっていうのがどうしても薄くなっていて、そこを僕が “つなぎ役” になれないかな?って思ったのがきっかけで。

で、そこで何をやったらいいだろうと思って、自分でいろいろ模索していたんです。僕はYouTubeでとくし丸を知ったんですけど、そこで水口さんが出ている動画を見て「あれ?これじゃね?」って思ったんですよ。他にも金本さんや堀内さんなど、YouTubeでとくし丸関連の動画はいろいろ見ました。その当時はそこまで動画の数も多くなかったので、何回も何回も見て気持ちを奮い立たせてました。

ただ、まだその時はとくし丸をやれるスーパーさんが山形県に無くて。とくし丸本部に電話をして、まずはスーパーさん探しから始まったんです。3社ほど本部の人と一緒に行って、全部断られたんですよ。そこから1年後くらいに、ヤマザワさんがとくし丸を始めるよって聞いて、もう即「やります!いきます!」って説明会に行きました。

とくし丸の動画のどこが魅力的でしたか?

(とくし丸の周りには)人が集まってるじゃないですか。「もうこれしかないな」って思ったんですよね。きっかけがとくし丸で地域が交流しているっていうものを作りたいなという風に思いました。

ちなみに、前職は何をされていたんですか?

主にトラックの長距離運転手でした。販売の仕事をちょっとしていた期間もあって、それが僕は楽しかったんです。販売の仕事も運転の仕事も両方の経験が活かせているかもしれませんね。

山田さんは35歳という若いご年齢で開業をされておられますが、若くしての開業のメリットはあるでしょうか?

(開業の)年齢って出会ったタイミングだと思っていて。
体力に全然動けるし、無理をしてもなんとかなるとか、そういうのは年齢が若い方がカバーできるのかなとか思います。どうしてもとくし丸って、どちらかと言えばラクではないと思うんです。仕事的、内容的に。全国にいろんな環境で販売パートナーさんがいらっしゃいますけど、どの環境でも若さというのはひとつの武器にはなるのかなと思います。

とくし丸の仕事をしていて嬉しい瞬間を教えてください。

どのお客さまもそうなんですけど、褒めていただけるし「ありがとう」と本当に言っていただける、っていうのがとくし丸をやっていて僕が一番感じることです。やっぱ仕事をしていてこんなに褒めていただけるってなかなか無いじゃないですか。年齢を重ねていろんな経験をされてきた方から素直に出てきた言葉を、直接伝えていただけるってことが本当に嬉しくて。ありがたいなと思いながらとくし丸をやってます。

実際に寒い時期とかは「ほら、これあったかいの食べろ」とか言っていただけたり、そういうお気持ちやお言葉ひとつひとつが本当に嬉しいです。

販売パートナーを目指す方へメッセージをお願いします。

とくし丸は外で販売していくので自然と向き合っていくからこそ、冬は吹雪だったり夏は暑い日が続いたりというような環境の変化があるので、どうしても体力的には結構消耗します。働く時間もまぁまぁ長いですし、そういった意味で大変さや辛さはあると思います。ただ、僕はそれ以上に、お客さまからお気持ちやお言葉をいただいたりしながら仕事をできていることが幸せだと感じます。

とくし丸は、自分が存在している意味というのを感じられる仕事だと思います。やっぱり行かないと困るっていう方がいらっしゃいますし、とくし丸だけって訳ではないかもしれないけど、(自分が存在している意味を)直接ダイレクトに感じやすい仕事だと思います。

僕はあんまり地域貢献という言葉にはしたくはないのですが、仕事を通してやりがいとか自分を再発見することとか、今までの仕事と違った感覚は味わえると思います。

愛で掴んだ移動スーパーへの道

埼玉県深谷市のスーパーマーケット食品館ハーズととくし丸が新たに提携。初の開業となるとくし丸ハーズ1号車の販売パートナーとなった新井さんの開業準備から開業初日まで密着しました。

とくし丸を知ったきっかけは何ですか?

YouTubeです。販売パートナーをやろうと思ったのは、そのYouTubeの中で、買い物難民の方々ひとりひとりのお宅に直接行く、っていうのがすごい素敵だなと思って「やろう!」と思いました。

ちなみにその動画はどなたが出ているものでしたか?

水口さん(クスリのアオキ)とか村山さん(関西スーパー)だったと思います。販売パートナーは女性が多いのかと思っていたら、男性の方が圧倒的に多くてちょっとびっくりしました(笑)

先輩パートナーさん達の動画を見て、やりたいと思ってくださったんですね。

そうですね。その時が、自分の人生の転機のタイミングみたいな、何かしたい!って時で。
これまで介護と看護の仕事をしてきたんですけど、施設とか病院で働いていくなかで「家の前で買い物ができたら、施設とか病院に入らなくて済む方も多いんじゃないか?」 って思ってたんですよね。 施設とか病院ももちろんすごく安全で良いんだけれども、不便というか自由がないなって感じることもあって、すごくそこが苦しかったところがありました。

それまで全然知らなかったんです。とくし丸さんのことも、移動スーパーっていう存在自体も。なぜかYouTubeのあなたへのおすすめでとくし丸の動画が流れてきたので…!

新井さんがとくし丸をやりたいと思ったくださったタイミングは、
食品館ハーズさんはまだとくし丸と提携をしておらず、新井さん自身でお声をかけられたと聞きました。

はぁ〜〜〜〜〜(歓喜)
そこの話聞いてくださるんですか!!ハーズさんが好きすぎて、ですね……

ぜひ、お聞かせください!

とくし丸という存在をYouTubeで知って「やりたい!!」って思ったけれど、調べてみたら、この地域でとくし丸さんと提携してるスーパーさんがどこもいなかったんですよ。「え?!そしたら是非ハーズさんでやりたい!!!」と思って、悶々として「どうやって伝えたらいいんだ、この気持ち…」って思いまして、ハーズさんにラブレターを(笑)お手紙を書きました。

何回も書き直したりして、書いた後も、ポストに投函しようか…どうしようか…投函しようか…と悩んで、最初は投函できませんでした。でも投函してみて、ハーズさんからダメだよって断られても、投函しないでこのまま自分の手元にあっても、どっちでも変わらないって気づいて、「ええい!投函してしまえ!!!」と思って、ポストにお願いするような気持ちで投函したら、数日後に社長からお電話いただきまして…!!はぁ〜〜〜〜〜(歓喜)ってなって、そういう流れでした! 

新井さんの気持ちが伝わったんですね!

はい…!ありがたいことでございます…!

開業準備の期間に入って、開拓(お客さま探し)が始まりましたが、いかがですか?

開拓はハーズさんと一緒にさせてもらってるので「食品館ハーズでーす!」って言ってピンポン押すんですけど、自分が食品館ハーズですよって名乗れるということが嬉しいし、名乗ると「いつも行ってますよ」 とか「ハーズさんはものが良いからね」とか、地元の方々のハーズさんが好きだという声をすごくいただきます。

そう言ってくださる方々が皆さんすぐにとくし丸を利用してくれるって訳では無いですが「今は大丈夫だけども、数年経ったらお願いするかもね」っていう方も結構多いです。そういうお声をいただけるのはすごいありがたいし、嬉しいなって思います。


そして、開業式前にもインタビューをさせていただきました。

ついに開業ということで、意気込みをお願いします!

もうドキドキワクワクなんですけれども、お客さま皆さんに喜んでいただけるようにやっていきたいと思います!

どんな販売パートナーを目指していきますか?

私が元気満々でいつもお伺いすることで、お客さまの元気を引き出していけるような、そんな販売パートナーを目指していきたいです。

かなり緊張されているようですが…

緊張してます!!!(笑)

こないだ社長とも「ドキドキするね〜〜」 っていう会話もしたんです。初めてのことだからかな?不安もドキドキもワクワクも全部混ざり合ってると思います。
ちょっと悔しさもあります。まだやりたかったけど準備できていないこともあって。冷凍庫の中にカゴを設置して商品を取りやすくすることや、棚にLEDを設置して商品をキレイに照らすとか。

でも、これからどんどんアップデートして、更新していきたいです。お客さま皆さんと店舗のスタッフ皆さんと一緒に作っていく「とくし丸」だと思っているので。可愛いとくし丸ちゃんを皆さんとどんどん育てていきたいなって、それは楽しみに思っています。


初日の営業を終えて…

開業初日はいかがでしたか?

はい!楽しかったです!めくるめく1日でした…
お客さまから「ずっと待ってたのよ」って何件も言われましたね。 「待ってくださってたんだ〜〜〜(歓喜)」って嬉しくなりました。 

明日からまた営業は続いていきますが、どのようなことを考えられていますか?

私の場合はタイムアタック的な面が課題になるかもしれませんと、本部の方にも最初から言われていました。
営業はじめのほうは「時間大丈夫そうですよ」って同行してくれていた本部の方が言ってくださって、それで図に乗って楽しく販売を進めてしまいましたら、最後のほうがやっぱり詰まってしまいました…

どんな仕事も同じだろうと思うのですが、もちろんひとりひとりのお客さまが大事で、こちらのお客さまを大事にしたら、その次の次の次のお客さまを結果的に大事にできなくなってしまうかもしれないというところが難しいなと感じました。ただ、とてもやりがいのあるチャレンジだと思っているので、時間をキュキュッとしつつ、もっと質を高めていきたいなと思います。

この仕事に出会えてよかった。地域に愛される販売パートナーの想い

どうしてとくし丸にチャレンジしようと思ったんですか?

前の仕事もやりがいがあって辞めたい気持ちはそんなになくて、むしろ楽しかったんですけど。結婚して子どもができてからやね、自分の環境が変わって。で、そん時に飲食店やったら、土日に子どもと過ごす時間がない、運動会やら発表会やら行ってあげれん。そん時に”何の為に仕事しよんかな?”って思って。家族の為に仕事しよるのに家族と過ごす時間がないって、これちょっと寂しいなぁ…と思って。

もっとね、次元の高い社長とかはね、日本の為に!とかいろいろあるやろうけど(笑)
僕らみたいなローカルな人間はやっぱ家族の為に仕事しよるから、家族と過ごす時間を取りたいなって思いながら、前の仕事やってたんですよ。

そんで、そんな時にテレビでとくし丸の特集をやってて、それを見終わった時にすごい衝撃受けたんよね!こんな仕事あるんか?!って。仕事内容に惚れてね。で、やってみたいなって調べたら、(契約形態が)個人事業主で。あ、個人事業主っちゅうことは土日休める。仕事内容もおもしろそう。やりたい!と思って、もうそれでどんだけ収入があるとか、稼げるかとか、もうそんなこと全く考えずに、もう急いで履歴書書いた記憶がありますね(笑)

実際に土日休みになって、ご家族との過ごし方は変わりましたか?

前の仕事からは全然違うね。もう家族中心の生活で。土日はパパがおるから、来週末はどこ行こうか?とか計画立てたり。もう僕自身も楽しいってね。仕事もプライベートも充実やから、この仕事に出会えてよかったなぁって思ってます。

金本さんの車両は、すごく見やすくて楽しい売り場ですよね!

ありがとうございます!

ぜひ工夫されていることやこだわりのポイントを教えてください。

移動スーパーなんで、僕自身が”本気の移動スーパー”を、お客さんの家の前でちっちゃいスーパーが来た!っていうのを表現したくて。

スーパーに行くお客さんは、やっぱり買い物が楽しい。自分で手に取って、どっちの大根にしようかなー?とか、肉はちょっとこっちが少ないからこっちにしようかなー?とかそういう買い物を楽しみを提供したいと思って。

だから陳列は、お客さんが選びたいもんは手に取って選べる位置に置いといてあげる。で、規格が決まっとるような牛乳とか豆腐とかは、高い位置にあっても「あれ取って」って言ったら、別にどっちの牛乳とか選ぶわけでもないんで(取ってあげられる)。
そういう買い物の選ぶ楽しみとかを考えながら陳列しとるかな。

とくし丸が地域と連携して行なっている見守り活動の中で、印象に残っていることはありますか?

直近でふたつあって。

ひとつは1人暮らしのおばあちゃんで、火曜日金曜日に訪問していて。息子は県外に離れて、おばあちゃんの様子はそんなに見に来られん。そういうおばあちゃんがおって。

火曜日行った時に珍しく留守やって。耳がだいぶ遠いんでね、だいぶ叫んだんやけど留守やって。どっか病院でも行っとんのかな?って思って、その時に一応、新聞受けを見たら新聞は取っとうみたいな感じやったんで、いけるかなって。

次の金曜日に訪問したら、金曜日も留守やって。あれ、おかしいな?と思って。木・金の新聞が溜まっとったんよね。なんかちょっと嫌な予感すんなぁ… って。
まぁでも、たまたま病院行ったんかな?って。で、水道のメーターをメモして帰ったんよ。

その次に火曜日行った時に留守やって。これは絶対あかんやつや!と思って、新聞受け見たら、もうどっさり溜まっとって。
で、急いで包括支援センターに「様子がおかしいです。すぐ来てください。水道メーターも先週の金曜からずっと動いてないんで。」って連絡して。(包括支援センターの人が)来たら、お風呂場で亡くなっとったんよ。

ご家族さんに連絡がいって「とくし丸が来てなかったら、ずっとほったらかしの状態で、おばあちゃんがいつ亡くなったかも分からん状態やった。ありがとうございます。」 みたいな話もいただいたりはしたかな…

もうひとつは、訪問した時に玄関が開いとって。入りますよ!って言って入ったら、バタってて倒れとって。
119番に連絡して、救急車の指示もらって心臓マッサージしたんですけど。手遅れだったんですけどね…

それからは、今後すぐにそういう助けというか、どういう行動を起こしたらいいかっていうのを、僕も高齢者相手なんで学んどかないかん!と思って。
救命救急士の講習を受けて、最近ちょっと資格を取ったとこなんですけど。

そんな経験から、僕も勉強させてもらってます!

雨粒がきらめく、潤い溢れるスタートに

あいにくの雨でしたが幸先の良いスタートとなった、ベルジョイスとくし丸1号車の開業初日に密着しました。


初日ということでかなり緊張しつつも、丁寧な接客でお客さまを笑顔にしていた販売パートナーの徳山さん。
そして、そんな徳山さんと二人三脚で開業までの準備に取り組んでくださったベルジョイスの熊谷さまにお話を伺いました。

まずは、徳山さんにお聞きします。
とくし丸を知ったきっかけは何ですか?

徳山:前職で腰を悪くして1年くらい療養期間があったんですが、その時にニュースでご高齢の方々で買い物に困っている人がたくさんいるということを知って。色々調べたら“とくし丸”という移動販売があることを知りました。

販売パートナーをやろう!と決意したきっかけがあれば教えてください。

徳山:私の場合は家族が応援してくれている、というのがありまして…!
ひとりではちょっとなかなか決意できなかったところを「応援しているからやってみて!」と言われたことがきっかけです。

ご自身が思う、販売パートナーという仕事の魅力はなんですか?

徳山:困っている人の役に立つ力になれる、というところが最大の魅力だと思います。

ついに開業日となりましたが、今日までで一番大変だったことは何ですか?

徳山:真夏の炎天下ですごく暑い時に、お客さまの家を一軒一軒回って挨拶したんですけども、それが肉体的には大変でした。ただ「こういうの(とくし丸を)使ってみたい!」って言ってくれるお客さまがいると、それがすごく励みになって、頑張ろうと思いました。


続いて、熊谷さんにお聞きします。
とくし丸にどんな期待をしていただいてますか?

熊谷:お客さまに安心安全な商品をお届けするとともに、地域の見守り隊として地域のお客さまと信頼関係を築き、安心して生活ができる環境づくりに貢献できることを期待しています。 

地域に貢献していくこと、を期待いただいているんですね。

熊谷:はい。当社は地域のライフラインとして安心安全な商品をお届けすることで地域社会の発展に貢献すること、を企業理念の一つとして掲げています。
この理念をもとに、とくし丸事業に取り組み、地域に貢献していきたいと考えております。

ベルジョイスのとくし丸販売パートナーに期待することは何ですか?

熊谷:地域の皆さまの生活に寄り添い、皆さまの御用聞きとして日々のコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築いていってくれることを期待しています。 


ベルジョイスでのとくし丸開業に少しでも興味を持ってくださった方は、こちらから事業説明会にお申し込みください。

夫婦で届ける“ありがとう”の毎日

とくし丸を知ったきっかけを教えてください

マイさん:
最初のきっかけは、テレビで見た移動スーパーの特集でした。
山奥でお年寄りの方が買い物に困っている様子を見て、「こんな仕事があるんだ!」と衝撃を受けました。
自分も誰かの役に立てる仕事をしたいという気持ちがずっとあったので、「こういう仕事をやってみたい」と思ってすぐに調べました。

そこで見つけたのが「とくし丸」。
仕組みを知るうちに、自分にもできるかもしれないと感じました。

当時、私は学校の事務職として働いていましたが、右耳が一切聞こえなく、健康面に不安がありました。周囲からは優しくしていただいていましたが、「自分がいなくても困らない仕事だな」と感じていたんです。
やりがいや手応えを求めていた時期にとくし丸と出会い、「これなら、自分にしかできない仕事ができるかもしれない」と思いました。

サトシさん:
テレビを一緒に見ていたので、妻の心が動いた瞬間を覚えています。

最初は「個人事業主として働くなんて難しいだろう」と思っていましたが、調べてみると意外と現実的に始められる仕組みで驚きました。
僕は当時営業をしていたのですが、会社員としての安定と引き換えに感じるストレスもありました。

そんな中で、妻が「これをやってみたい」と言ったとき、素直に応援しようと思えたのです。

ご主人が一緒に働くようになったきっかけは?

サトシさん:
僕は営業職でしたが、「必要としていないものを売る」という違和感を常に感じていました。
妻の仕事を手伝ううちに、お客さんの「必要なものを届ける」という本質的な喜びに触れたんです。それが羨ましくて、自分も一緒にやりたいという気持ちが大きくなりました。営業という肩書きは同じでも、求められているものの意味がまるで違う。

とくし丸の仕事は“ありがとう”という言葉で満たされていて、それが心地よかったんです。

二人で働くようになって、変わったことはありますか?

マイさん:
まず、できることの幅が大きく広がりました。
耳が聞こえにくい私に代わって、夫がさりげなくお客さまの言葉を拾ってくれることも多いんです。「あのおばあちゃん、あれが欲しいって言ってたよ」と後で教えてくれて、それが次の販売につながることもあります。

お互いの苦手を補い合えるのが、夫婦ならではの強みですね。

サトシさん:
体力的にも、二人でやることでかなり楽になりました。
積み込み作業や販売準備も分担できるので、朝も8時に出勤して十分間に合います。接客と会計を分けて動けるので、お客さまをお待たせすることも減りました。

それに、おばあちゃん達が「今日はお父さん(サトシさん)来ないの?」って聞いてくれるんですよ(笑)。男性が来ると喜ばれることも多くて、妻と一緒にいることで、お客さまの層にも幅が出たと思います。

夫婦で働くことで得られる喜びは何ですか?

マイさん:
やっぱり、一緒に頑張れるのが嬉しいです。

仕事中の出来事を家でも共有できるし、「今日あのお客さん、面白かったね」とか「おにぎりもらっちゃったね」なんて会話が自然に増えました。
お客さまからいただいた野菜や惣菜でそのまま夕飯ができる日もあって、「今日のごはん、全部お客さまからのいただきものだね」と笑いながら食卓を囲むことも。

そういう時間が、本当に幸せです。

サトシさん:
個人事業主って孤独を感じやすい仕事だと思うんです。
でも夫婦でやっていると、喜びも悩みも全部共有できる。ちょっとしたトラブルやお客さまとの出来事も、すぐに話せて気持ちが楽になるんです。仕事のパートナーでもあり、人生のパートナーでもある。

それが今の働き方の一番の魅力です。

とくし丸で働いて感じた「やりがい」は何ですか?

マイさん:
「あなたが来ないと困るの」と言ってもらえたとき、この仕事の意味を強く感じました。

買い物ができない地域の方にとって、とくし丸は“命の綱”のような存在なんだと思います。
前職では感じられなかった、人の生活に直接役立てているという実感があります。

サトシさん:
僕も毎日、お客さまからの「ありがとう」に支えられています。
会社員時代は“やらされている仕事”でしたが、今は“自分がやりたい仕事”です。

必要とされている実感があると、自然と頑張れる。疲れも不思議と気にならないんです。

最後に、とくし丸を検討している方へ

夫婦で仕事をするのは大変なこともあります。

でも、喜びも2倍です。

お客さまの笑顔に囲まれて、「ありがとう」を直接もらえる仕事って、なかなかないと思います。

もし迷っているなら、一歩踏み出してみてください。思っているよりずっと、やりがいのある毎日が待っていますよ。

人が好き。その気持ちがあれば、きっとできる仕事です

とくし丸を始めたきっかけを教えてください

とくし丸を始めたきっかけは、友人の紹介でした。
最初に話を聞いた時に、「やりたい!」って直感で思ったのです。

それまで保育士や介護職として、人と関わる仕事をしてきました。とくし丸も、まさに“人と関わる”ことが仕事。

実際に働いてみると、「この人に何を届けたら喜んでもらえるかな」と毎日考えることが楽しくて。
商品を売る、というよりも「お客さまに会えることが楽しみ。そして、お客さまに寄り添い、心を通わせられる」そんな仕事やと思っています。

※水口さん自作の商品POP

開業するにあたって不安なことはありましたか?

子どもがいて、仕事を探していた頃、「40代だと採ってもらえない」「自分のスキルを活かせる仕事がない」と思っていました。

でも、とくし丸は違いました。

お休みも自分で決められますし、頑張った分だけ、しっかり収入につながるのも嬉しいところです。「やらされてる仕事」じゃなくて、「自分で決めて、自分がしたいように働ける」という感覚がある。それが、何よりのやりがいです。

開業から10年経ちますが、働くうえで大変だったことは何ですか?

10年続けてきて、一番大変だったのは「天候」と「体調管理」です。
雪や台風の日でも、「待ってる人がいる」と思うと、どうしても行きたくなる。

でも、無理は禁物。代わりの人がいないからこそ、自分の体は大事にせなあかんと日々感じています。
とはいえ、お客さまから「来てくれてありがとう」と言われたら、それだけで疲れが吹き飛ぶんです。それも、やりがいです。

「1週間ぶりに人と話せたわ」って言ってくださる方もいらっしゃって、「この仕事を選んでよかった」と心から思える瞬間です。

とくし丸の仕事の魅力を教えてください

とくし丸の仕事の魅力は、“楽しさ”も自分でつくれるところです。
たとえば、ある日お客さまから毛糸で編んだネズミをたくさんいただいたのです。

そのまま配るのもええけど、なにかできへんかなと思って、「ネズミ釣り大会」を考えました。
ネズミのしっぽに輪っかを作って、広告紙で釣竿を作って、子どもたちに釣ってもらうのです。 もう、子どもたちの笑顔を想像するとたまらんくて。準備してるこっちが一番ワクワクしてました(笑)。

他にも、クリスマスにはトナカイの帽子をかぶってプレゼントを配ったり、こどもの日には100均でおもちゃを用意して「好きなの選んでいいよ〜」って配ったり。
子どもたちに向けてだけでなく、お菓子のつかみ取りやビンゴゲーム、サイコロゲームなんかもしました。

ちょっとした工夫や遊び心で、たくさんの笑顔に出会えるのが、この仕事の醍醐味です。

結局、お客さまに喜んでもらうつもりが私が一番幸せをもらっています。
とにかく、私の人生が大きくひろく、豊かになりました。

※子どもたちと一緒に行ったネズミ釣り大会
※サイコロゲームを楽しむお客さま

とくし丸はどんな方に向いている仕事だと思いますか?

私は、研修に来られた方に必ずこう聞きます。

「人が好きですか?」

人が好きだったら、その人に喜んでもらいたいと思うし、「どうしたら笑顔になるかな」って自然に考えるようになると思うんです。
過去にどんな仕事をしていたかは関係ありません。
大切なのは、“誰かを想う気持ち”があるかどうか。

この仕事は、どんな年齢でも、性別でも、どんな経験をされた方でも、「人が好き」という気持ちさえあれば、きっと誰でもできます。
だから私も、これから先ずっと、笑って楽しんで、とくし丸を続けていきたいと思っています。

▼.水口さんの著書・ブログのご紹介

著書:ねてもさめてもとくし丸

ブログ:とくし丸5go!

地元に貢献できる喜びを

とくし丸を開業しようと思った理由を教えてください

実は私、前職はとくし丸本部のSV(スーパーバイザー)として働いていました。
当時は、全国の販売パートナーの現場で直接営業サポートやノウハウを提供していました。当初は本部を辞めて販売パートナーとして開業することは、想像もしていませんでした。販売パートナーという仕事に興味を持ったきっかけは、既存の販売パートナーへの「同乗」でした。

もともと小売業界にいたので、稼働時間や仕入れ作業、商品を並べることの大変さなどは分かっていたのですが、それ以上にお客さまからのたくさんの「ありがとう」という言葉が多かったことに衝撃を受けました。

お客さまも、販売パートナーも、お互いがお互いに感謝していたことを覚えています。コンビニなどの店舗小売業の場合、お客さまと話す時間はほとんどないですし、お客さまの顔や名前、好みの食べ物を把握しながら接客することもないでしょう。

顔が分かっている状態で接客し、お互いに感謝の気持ちを持っている。とくし丸は「ありがとうが溢れる現場」だと思いました。
これまで複数社で現場を経験したことがありますが、こんなにも「ありがとう」が溢れる現場や仕事は見たことがなく、私もこの素敵な世界に飛び込んでみたいと思いました。

月々かかる経費について教えてください

私は車両の購入方法としてリースを選択しました。リース代は月々約56,000円かかっています。リース代のほかに、毎月かかる経費はガソリン代、レジ使用費、駐車場代など。すべて含めると10万円弱になります。夏は燃費が悪く、ガソリン代が特に高くなります。

経費の金額だけ聞くと高いと感じるかもしれませんが、とくし丸は「売ったら売った分だけ収入に直結する」ので、やっていくことが難しい金額ではないです。逆にいえば、売上が下がると収入も下がってしまうので、日々工夫をしています。

例えば週1回利用だったお客さまに対して、週2回利用を希望される方がいないかを聞いたり、営業中に空き時間ができた場合は、追加でお客さま探しをしたりしました。そうすることによってお客さまの数を増やし、売上を上げることができているのです。このように売上を伸ばす工夫ややり方も自分で考え、実行できることに魅力を感じています。

現在、私と妻、2人の子どもとの4人暮らしのため、一家の大黒柱として、今後も日々営業を工夫して売上を伸ばしていこうと思います。

首都圏のお客さまにはどんなお困りごとがありますか?

首都圏も山間部も、根本的な需要やお困りごとは変わらないと思います。首都圏といっても、スーパーマーケットがたくさんある地域と、比較的少ない地域があります。歩いて15分のところにスーパーがあっても、そこまで行くことが難しい方がいらっしゃるのです。

私たちの場合は自分の足でスーパーへ行き、買い物をすることができますが、お年寄りの方は足腰が悪く、スーパーまで行くことができない方や、誰かの力を借りて買い物へ行く、例えば週末に家族(娘や息子)に買い物に連れて行ってもらう方がいらっしゃいます。
そうした方々のために、自分の目で見て、触って商品を選んでいただける機会を提供しています。
また、私はずっと日野市に住んでいます。とくし丸で働く魅力は、買い物にお困りの方を救うだけでなく、地元に密着し、地域に笑顔を増やしていることを実感できることです。
「来てくれてありがとう」「会えて嬉しい」と日々言われます。私の販売エリアが日野市内のため、地元へ恩返しをしているようで、誇りをもって働くことができています。

お客さまとのエピソードを教えてください

1番印象深かったのは、お客さまからの買い物メモです。
いつも欲しい商品を書いたメモをお客さまから渡されるのですが、そこに「見て買うのが楽しみです」と書いてあったのです。

これを見たとき、暑さや疲れなんかぶっ飛びましたね。
毎週行くたびにいつも「ありがとう、ありがとう」と言ってくださるお客さまですが、文字にしてくださるのは本当に嬉しいですし、「これからもたくさん商品をお届けしよう!」と強く思いました。

初月から日販10万超!好スタートの秘訣とは?!

とくし丸を知ったきっかけを教えてください

とくし丸を知ったきっかけは、テレビで特集されているのを観たことです。
テレビで観た販売パートナーが、お客さまとのふれあいやコミュニケーションを取りながら販売している姿が印象的で、お客さまだけでなく販売員の方も生き生きとしていたことが強く心に残り、その光景が忘れられませんでした。

興味を持って選考に進む前には、他社の移動スーパーも調べました。とくし丸は全国で約1,200台稼働している点で、業界ナンバーワンの実績があることや、販売パートナーの方の年収を見て、最も魅力的だと思いました。

目に見える実績があることでとても安心感があり、「開業するならとくし丸」と決めていました。顧客としている相手が高齢者であり、今後も高齢者が増加していくことがデータとしても示されているので、「移動スーパー」という事業はますます伸びていくだろうと考え、「ビジネスの力で買い物難民を救える」素敵なサービスだと思いました。

興味を持ってからは、YouTubeで動画を観たり、実際に働いている販売パートナーの方が著者である本『ねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにあり』を読んだりしていました。著書では、開業から9年目の販売パートナーとしてご活躍されている方が書かれており、1日の業務内容だけでなく、働くうえで大変なこと、その一方で楽しいことややりがいも描かれていて、実際に働いてみての生の声を深く知ることができました。

働くイメージを具体的に持つことができ、開業への大きな後押しになりました。

開業しようと思ったきっかけを教えてください

「自分を育ててくれた地域に、どんな形で恩返しができるかな」と考えたときに、「とくし丸」というビジネスの力で地域の課題解決をしていこうと決めたことが、開業のきっかけです。

私が今走っている宮城県仙台市には、小学生の頃から住んでいます。その頃から20年~30年とかけて、地域全体の高齢化が進んでいるのを目の当たりにしてきました。
高齢化が進むにつれて、自分の家の周りを見渡したときに、足が悪く買い物へ行くことが難しい方や、免許を返納してスーパーマーケットへ行く手段がなく、タクシーでスーパーマーケットへ行く方が増えていくのを間近で見てきました。

また、昔は近くの地元商店に電話して自宅まで配達してもらっていた人もいましたが、その商店が廃業してしまい、買い物をする手段がなくなって困っている方もいました。

お困りの方は、その人自身の事情だけでなく、地域の過疎化によって商店が廃業し、買い物の手段がなくなってしまったという背景もあります。買い物にお困りの方が、近所だけでもこれだけいらっしゃるので、地域全体では相当数の方が困っているのではないかと思いました。

こうした「買い物難民」を近くで見ていたからこそ、自分を育ててくれた地域に貢献し、恩返しがしたいと思いました。そして、「買い物」という高齢者にとってのエンターテインメントを通して、地域のみなさまを笑顔にしたいと考え、開業を決意しました。

実際に走ってみての感想を教えてください

とくし丸の強みでもある「軽トラック」だからこそ、お困りの方のところへ毛細血管のように住宅地へ入り込み、販売ができることを実感しています。

他の移動スーパーですと、公園や住宅地の広場など、どこか場所を決めて販売している印象がありますが、そうしてしまうと、歩けずそこまで行くことができない方もいます。

とくし丸は狭い住宅街でも自宅前まで入り込めるため、お困りの方のもとへ買い物の機会を提供できる点に、改めて魅力を感じました。

販売に行くと、お客さまがみんな待ってくださっていて、1日に何回も「本当に助かる」「また来てね」「いつもありがとう」とダイレクトに言われるので、やりがいを強く感じます。これからも街の毛細血管のような役割を果たし、販売機会をみなさまに届けていきたいと思います。

また、実際に働いてみて、体力面での不安は想像以上に心配いりませんでした。もともと体力には自信がありましたが、開業してからはお客さまとの会話が楽しく、あっという間に1日が過ぎています。

開業初月はいくら売上を上げることができましたか?

開業初月から日販10万円を超えることができました!
小売業未経験の私でも、初月から平均日販10万円を超えることができたのは、自分でも驚いています。

初月から好スタートを切ることができたのは、とくし丸本部とスーパーマーケットのとくし丸担当者のサポートのおかげだと思っています。
開業前から売上に直結するお客さま探し(開拓)や、開業後も2週間ほど一緒に販売を行なってくださるなど、手厚いサポートがありました。

経験したことのない世界に飛び込むことはとても不安でしたが、サポート体制が充実していたことで、初月から好スタートを切ることができました。これからは、本部やスーパーマーケットの方から教わったことを活かしつつ、自分の販売スタイルを見つけていきたいと思っています。

前職ととくし丸の違いや変わったことを教えてください

前職ではファイナンシャルプランナーとして働いていました。毎月の営業成績が棒グラフで張り出されたり、基準を達成した人とそうでない人がカテゴリー別に分けられたりして、目に見える形で人と比較されることや、日々のノルマにストレスを抱えていました。

とくし丸では、このような人と比べられるストレスから解放され、個人事業主として自分らしく働けることが魅力だと感じています。
自分自身との戦いにはなりますが、「一人ぼっち」というイメージではなく、本部・スーパーマーケット・販売パートナーの三者で成り立つビジネスであるため、開業前から日々の販売まで、スーパーマーケットの担当者や本部のサポートがあり、心強いです。

一方で、前職で魅力だと感じていたのは、給与形態が「完全歩合制」であったことです。頑張ったら頑張った分だけ収入として自分に返ってくることが魅力でした。そこは今のとくし丸でも変わりません。

個人事業主として、売った分だけ、頑張った分だけ、しっかり収入に反映されます。売上が思うように上がらない日には不安になったり、大変だと感じたりすることもありますが、お客さまとコミュニケーションを取って数字を作っていくことは、これまでの仕事でもしてきたので、その経験を活かして、売上を上げられるよう日々工夫しています。

今は、「地域の課題をビジネスの力で解決する」とくし丸で働くことに、とてもやりがいを感じています。

開業前の研修で 自信がつきました

とくし丸を開業したきっかけは何ですか?

当時、私の自宅付近でサンプラザから別の方がとくし丸を開業されました。
その方のチラシが私の家のポストに入っていて、運命を感じました。以前テレビでとくし丸を見て気になっていましたが、そのチラシが私の背中を後押ししてくれました。

買い物にお困りの方をソーシャルビジネスで助けることを、ボランティアではなくビジネスとして成り立っているところに魅力を感じました。
買い物に本当にお困りの方に寄り添い、助けたいと思いました。収入も生活をする上で重要なポイントなので、社会貢献性とビジネスとして成り立つ、バランスが良いと感じました。

開業研修で印象に残っていることは何ですか?

開業研修で印象深かったのは、最終日にとくし丸の同期と写真を撮り、LINEを交換し、「これからみんなで頑張ろう!」と一致団結した瞬間です。

研修前はどんな雰囲気でどんな仲間と過ごすのか少し不安でした。実際に研修が始まると、とくし丸本部のスタッフの方がとても明るく迎え入れてくださり、初日に開催された懇親会ですぐに同期と打ち解けることができました。

自分一人ではないのだと感じました。同じタイミングで始める仲間がこんなにもいるということが心強かったです。今も同期の方と連絡をとっています。開業時期が近いため、開拓のコツや進捗状況の共有、「開業したよ!」というような嬉しい報告も飛び交っています。

そんな同期との何気ない連絡が、「よし、明日も頑張ろう!」と私の背中を押し続けてくれるような存在になっています。

※研修最終日に同期ととくし丸本部と撮影したお写真

実際にお客さま探し(開拓)をしてみての感想を教えてください

実際にお客さま探しを行い、お客さまのお話を聞く中で、想像以上に困っている方がいるな、と感じています。

中にはコンビニエンスストアでしか買い物に行けていない人や、近隣のスーパーマーケットが閉店して電車を使って買い物に行く方もいらっしゃいました。帰り道に重たいお米や大根などの野菜を運ぶのが大変だとおっしゃっていました。

ここまでお客さまの買い物状況やお困りごとを聞き出せているのは、とくし丸本部の研修があったからだと感じています。実際にとくし丸を利用しているお客さまの背景やお困りごとのヒアリング、移動スーパーの説明など、実際にお客さま探しを行うロールプレイを行いました。

また、トークスクリプトも開業研修のときに配布され、それを見ながら今も開拓を行うことができるため、「何を話したらいいのか分からない…」が発生しません。

開業までの業務で収入にも直結するお客さま探しについても、本部からのサポートがあり、安心して営業の準備をすることができています。