夫婦で届ける“ありがとう”の毎日

とくし丸を知ったきっかけを教えてください

マイさん:
最初のきっかけは、テレビで見た移動スーパーの特集でした。
山奥でお年寄りの方が買い物に困っている様子を見て、「こんな仕事があるんだ!」と衝撃を受けました。
自分も誰かの役に立てる仕事をしたいという気持ちがずっとあったので、「こういう仕事をやってみたい」と思ってすぐに調べました。

そこで見つけたのが「とくし丸」。
仕組みを知るうちに、自分にもできるかもしれないと感じました。

当時、私は学校の事務職として働いていましたが、右耳が一切聞こえなく、健康面に不安がありました。周囲からは優しくしていただいていましたが、「自分がいなくても困らない仕事だな」と感じていたんです。
やりがいや手応えを求めていた時期にとくし丸と出会い、「これなら、自分にしかできない仕事ができるかもしれない」と思いました。

サトシさん:
テレビを一緒に見ていたので、妻の心が動いた瞬間を覚えています。

最初は「個人事業主として働くなんて難しいだろう」と思っていましたが、調べてみると意外と現実的に始められる仕組みで驚きました。
僕は当時営業をしていたのですが、会社員としての安定と引き換えに感じるストレスもありました。

そんな中で、妻が「これをやってみたい」と言ったとき、素直に応援しようと思えたのです。

ご主人が一緒に働くようになったきっかけは?

サトシさん:
僕は営業職でしたが、「必要としていないものを売る」という違和感を常に感じていました。
妻の仕事を手伝ううちに、お客さんの「必要なものを届ける」という本質的な喜びに触れたんです。それが羨ましくて、自分も一緒にやりたいという気持ちが大きくなりました。営業という肩書きは同じでも、求められているものの意味がまるで違う。

とくし丸の仕事は“ありがとう”という言葉で満たされていて、それが心地よかったんです。

二人で働くようになって、変わったことはありますか?

マイさん:
まず、できることの幅が大きく広がりました。
耳が聞こえにくい私に代わって、夫がさりげなくお客さまの言葉を拾ってくれることも多いんです。「あのおばあちゃん、あれが欲しいって言ってたよ」と後で教えてくれて、それが次の販売につながることもあります。

お互いの苦手を補い合えるのが、夫婦ならではの強みですね。

サトシさん:
体力的にも、二人でやることでかなり楽になりました。
積み込み作業や販売準備も分担できるので、朝も8時に出勤して十分間に合います。接客と会計を分けて動けるので、お客さまをお待たせすることも減りました。

それに、おばあちゃん達が「今日はお父さん(サトシさん)来ないの?」って聞いてくれるんですよ(笑)。男性が来ると喜ばれることも多くて、妻と一緒にいることで、お客さまの層にも幅が出たと思います。

夫婦で働くことで得られる喜びは何ですか?

マイさん:
やっぱり、一緒に頑張れるのが嬉しいです。

仕事中の出来事を家でも共有できるし、「今日あのお客さん、面白かったね」とか「おにぎりもらっちゃったね」なんて会話が自然に増えました。
お客さまからいただいた野菜や惣菜でそのまま夕飯ができる日もあって、「今日のごはん、全部お客さまからのいただきものだね」と笑いながら食卓を囲むことも。

そういう時間が、本当に幸せです。

サトシさん:
個人事業主って孤独を感じやすい仕事だと思うんです。
でも夫婦でやっていると、喜びも悩みも全部共有できる。ちょっとしたトラブルやお客さまとの出来事も、すぐに話せて気持ちが楽になるんです。仕事のパートナーでもあり、人生のパートナーでもある。

それが今の働き方の一番の魅力です。

とくし丸で働いて感じた「やりがい」は何ですか?

マイさん:
「あなたが来ないと困るの」と言ってもらえたとき、この仕事の意味を強く感じました。

買い物ができない地域の方にとって、とくし丸は“命の綱”のような存在なんだと思います。
前職では感じられなかった、人の生活に直接役立てているという実感があります。

サトシさん:
僕も毎日、お客さまからの「ありがとう」に支えられています。
会社員時代は“やらされている仕事”でしたが、今は“自分がやりたい仕事”です。

必要とされている実感があると、自然と頑張れる。疲れも不思議と気にならないんです。

最後に、とくし丸を検討している方へ

夫婦で仕事をするのは大変なこともあります。

でも、喜びも2倍です。

お客さまの笑顔に囲まれて、「ありがとう」を直接もらえる仕事って、なかなかないと思います。

もし迷っているなら、一歩踏み出してみてください。思っているよりずっと、やりがいのある毎日が待っていますよ。

人が好き。その気持ちがあれば、きっとできる仕事です

とくし丸を始めたきっかけを教えてください

とくし丸を始めたきっかけは、友人の紹介でした。
最初に話を聞いた時に、「やりたい!」って直感で思ったのです。

それまで保育士や介護職として、人と関わる仕事をしてきました。とくし丸も、まさに“人と関わる”ことが仕事。

実際に働いてみると、「この人に何を届けたら喜んでもらえるかな」と毎日考えることが楽しくて。
商品を売る、というよりも「お客さまに会えることが楽しみ。そして、お客さまに寄り添い、心を通わせられる」そんな仕事やと思っています。

※水口さん自作の商品POP

開業するにあたって不安なことはありましたか?

子どもがいて、仕事を探していた頃、「40代だと採ってもらえない」「自分のスキルを活かせる仕事がない」と思っていました。

でも、とくし丸は違いました。

お休みも自分で決められますし、頑張った分だけ、しっかり収入につながるのも嬉しいところです。「やらされてる仕事」じゃなくて、「自分で決めて、自分がしたいように働ける」という感覚がある。それが、何よりのやりがいです。

開業から10年経ちますが、働くうえで大変だったことは何ですか?

10年続けてきて、一番大変だったのは「天候」と「体調管理」です。
雪や台風の日でも、「待ってる人がいる」と思うと、どうしても行きたくなる。

でも、無理は禁物。代わりの人がいないからこそ、自分の体は大事にせなあかんと日々感じています。
とはいえ、お客さまから「来てくれてありがとう」と言われたら、それだけで疲れが吹き飛ぶんです。それも、やりがいです。

「1週間ぶりに人と話せたわ」って言ってくださる方もいらっしゃって、「この仕事を選んでよかった」と心から思える瞬間です。

とくし丸の仕事の魅力を教えてください

とくし丸の仕事の魅力は、“楽しさ”も自分でつくれるところです。
たとえば、ある日お客さまから毛糸で編んだネズミをたくさんいただいたのです。

そのまま配るのもええけど、なにかできへんかなと思って、「ネズミ釣り大会」を考えました。
ネズミのしっぽに輪っかを作って、広告紙で釣竿を作って、子どもたちに釣ってもらうのです。 もう、子どもたちの笑顔を想像するとたまらんくて。準備してるこっちが一番ワクワクしてました(笑)。

他にも、クリスマスにはトナカイの帽子をかぶってプレゼントを配ったり、こどもの日には100均でおもちゃを用意して「好きなの選んでいいよ〜」って配ったり。
子どもたちに向けてだけでなく、お菓子のつかみ取りやビンゴゲーム、サイコロゲームなんかもしました。

ちょっとした工夫や遊び心で、たくさんの笑顔に出会えるのが、この仕事の醍醐味です。

結局、お客さまに喜んでもらうつもりが私が一番幸せをもらっています。
とにかく、私の人生が大きくひろく、豊かになりました。

※子どもたちと一緒に行ったネズミ釣り大会
※サイコロゲームを楽しむお客さま

とくし丸はどんな方に向いている仕事だと思いますか?

私は、研修に来られた方に必ずこう聞きます。

「人が好きですか?」

人が好きだったら、その人に喜んでもらいたいと思うし、「どうしたら笑顔になるかな」って自然に考えるようになると思うんです。
過去にどんな仕事をしていたかは関係ありません。
大切なのは、“誰かを想う気持ち”があるかどうか。

この仕事は、どんな年齢でも、性別でも、どんな経験をされた方でも、「人が好き」という気持ちさえあれば、きっと誰でもできます。
だから私も、これから先ずっと、笑って楽しんで、とくし丸を続けていきたいと思っています。

▼.水口さんの著書・ブログのご紹介

著書:ねてもさめてもとくし丸

ブログ:とくし丸5go!

雨粒がきらめく、潤い溢れるスタートに

あいにくの雨でしたが幸先の良いスタートとなった、ベルジョイスとくし丸1号車の開業初日に密着しました。


初日ということでかなり緊張しつつも、丁寧な接客でお客さまを笑顔にしていた販売パートナーの徳山さん。
そして、そんな徳山さんと二人三脚で開業までの準備に取り組んでくださったベルジョイスの熊谷さまにお話を伺いました。

まずは、徳山さんにお聞きします。
とくし丸を知ったきっかけは何ですか?

徳山:前職で腰を悪くして1年くらい療養期間があったんですが、その時にニュースでご高齢の方々で買い物に困っている人がたくさんいるということを知って。色々調べたら“とくし丸”という移動販売があることを知りました。

販売パートナーをやろう!と決意したきっかけがあれば教えてください。

徳山:私の場合は家族が応援してくれている、というのがありまして…!
ひとりではちょっとなかなか決意できなかったところを「応援しているからやってみて!」と言われたことがきっかけです。

ご自身が思う、販売パートナーという仕事の魅力はなんですか?

徳山:困っている人の役に立つ力になれる、というところが最大の魅力だと思います。

ついに開業日となりましたが、今日までで一番大変だったことは何ですか?

徳山:真夏の炎天下ですごく暑い時に、お客さまの家を一軒一軒回って挨拶したんですけども、それが肉体的には大変でした。ただ「こういうの(とくし丸を)使ってみたい!」って言ってくれるお客さまがいると、それがすごく励みになって、頑張ろうと思いました。


続いて、熊谷さんにお聞きします。
とくし丸にどんな期待をしていただいてますか?

熊谷:お客さまに安心安全な商品をお届けするとともに、地域の見守り隊として地域のお客さまと信頼関係を築き、安心して生活ができる環境づくりに貢献できることを期待しています。 

地域に貢献していくこと、を期待いただいているんですね。

熊谷:はい。当社は地域のライフラインとして安心安全な商品をお届けすることで地域社会の発展に貢献すること、を企業理念の一つとして掲げています。
この理念をもとに、とくし丸事業に取り組み、地域に貢献していきたいと考えております。

ベルジョイスのとくし丸販売パートナーに期待することは何ですか?

熊谷:地域の皆さまの生活に寄り添い、皆さまの御用聞きとして日々のコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築いていってくれることを期待しています。 


ベルジョイスでのとくし丸開業に少しでも興味を持ってくださった方は、こちらから事業説明会にお申し込みください。

地元に貢献できる喜びを

とくし丸を開業しようと思った理由を教えてください

実は私、前職はとくし丸本部のSV(スーパーバイザー)として働いていました。
当時は、全国の販売パートナーの現場で直接営業サポートやノウハウを提供していました。当初は本部を辞めて販売パートナーとして開業することは、想像もしていませんでした。販売パートナーという仕事に興味を持ったきっかけは、既存の販売パートナーへの「同乗」でした。

もともと小売業界にいたので、稼働時間や仕入れ作業、商品を並べることの大変さなどは分かっていたのですが、それ以上にお客さまからのたくさんの「ありがとう」という言葉が多かったことに衝撃を受けました。

お客さまも、販売パートナーも、お互いがお互いに感謝していたことを覚えています。コンビニなどの店舗小売業の場合、お客さまと話す時間はほとんどないですし、お客さまの顔や名前、好みの食べ物を把握しながら接客することもないでしょう。

顔が分かっている状態で接客し、お互いに感謝の気持ちを持っている。とくし丸は「ありがとうが溢れる現場」だと思いました。
これまで複数社で現場を経験したことがありますが、こんなにも「ありがとう」が溢れる現場や仕事は見たことがなく、私もこの素敵な世界に飛び込んでみたいと思いました。

月々かかる経費について教えてください

私は車両の購入方法としてリースを選択しました。リース代は月々約56,000円かかっています。リース代のほかに、毎月かかる経費はガソリン代、レジ使用費、駐車場代など。すべて含めると10万円弱になります。夏は燃費が悪く、ガソリン代が特に高くなります。

経費の金額だけ聞くと高いと感じるかもしれませんが、とくし丸は「売ったら売った分だけ収入に直結する」ので、やっていくことが難しい金額ではないです。逆にいえば、売上が下がると収入も下がってしまうので、日々工夫をしています。

例えば週1回利用だったお客さまに対して、週2回利用を希望される方がいないかを聞いたり、営業中に空き時間ができた場合は、追加でお客さま探しをしたりしました。そうすることによってお客さまの数を増やし、売上を上げることができているのです。このように売上を伸ばす工夫ややり方も自分で考え、実行できることに魅力を感じています。

現在、私と妻、2人の子どもとの4人暮らしのため、一家の大黒柱として、今後も日々営業を工夫して売上を伸ばしていこうと思います。

首都圏のお客さまにはどんなお困りごとがありますか?

首都圏も山間部も、根本的な需要やお困りごとは変わらないと思います。首都圏といっても、スーパーマーケットがたくさんある地域と、比較的少ない地域があります。歩いて15分のところにスーパーがあっても、そこまで行くことが難しい方がいらっしゃるのです。

私たちの場合は自分の足でスーパーへ行き、買い物をすることができますが、お年寄りの方は足腰が悪く、スーパーまで行くことができない方や、誰かの力を借りて買い物へ行く、例えば週末に家族(娘や息子)に買い物に連れて行ってもらう方がいらっしゃいます。
そうした方々のために、自分の目で見て、触って商品を選んでいただける機会を提供しています。
また、私はずっと日野市に住んでいます。とくし丸で働く魅力は、買い物にお困りの方を救うだけでなく、地元に密着し、地域に笑顔を増やしていることを実感できることです。
「来てくれてありがとう」「会えて嬉しい」と日々言われます。私の販売エリアが日野市内のため、地元へ恩返しをしているようで、誇りをもって働くことができています。

お客さまとのエピソードを教えてください

1番印象深かったのは、お客さまからの買い物メモです。
いつも欲しい商品を書いたメモをお客さまから渡されるのですが、そこに「見て買うのが楽しみです」と書いてあったのです。

これを見たとき、暑さや疲れなんかぶっ飛びましたね。
毎週行くたびにいつも「ありがとう、ありがとう」と言ってくださるお客さまですが、文字にしてくださるのは本当に嬉しいですし、「これからもたくさん商品をお届けしよう!」と強く思いました。

初月から日販10万超!好スタートの秘訣とは?!

とくし丸を知ったきっかけを教えてください

とくし丸を知ったきっかけは、テレビで特集されているのを観たことです。
テレビで観た販売パートナーが、お客さまとのふれあいやコミュニケーションを取りながら販売している姿が印象的で、お客さまだけでなく販売員の方も生き生きとしていたことが強く心に残り、その光景が忘れられませんでした。

興味を持って選考に進む前には、他社の移動スーパーも調べました。とくし丸は全国で約1,200台稼働している点で、業界ナンバーワンの実績があることや、販売パートナーの方の年収を見て、最も魅力的だと思いました。

目に見える実績があることでとても安心感があり、「開業するならとくし丸」と決めていました。顧客としている相手が高齢者であり、今後も高齢者が増加していくことがデータとしても示されているので、「移動スーパー」という事業はますます伸びていくだろうと考え、「ビジネスの力で買い物難民を救える」素敵なサービスだと思いました。

興味を持ってからは、YouTubeで動画を観たり、実際に働いている販売パートナーの方が著者である本『ねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにあり』を読んだりしていました。著書では、開業から9年目の販売パートナーとしてご活躍されている方が書かれており、1日の業務内容だけでなく、働くうえで大変なこと、その一方で楽しいことややりがいも描かれていて、実際に働いてみての生の声を深く知ることができました。

働くイメージを具体的に持つことができ、開業への大きな後押しになりました。

開業しようと思ったきっかけを教えてください

「自分を育ててくれた地域に、どんな形で恩返しができるかな」と考えたときに、「とくし丸」というビジネスの力で地域の課題解決をしていこうと決めたことが、開業のきっかけです。

私が今走っている宮城県仙台市には、小学生の頃から住んでいます。その頃から20年~30年とかけて、地域全体の高齢化が進んでいるのを目の当たりにしてきました。
高齢化が進むにつれて、自分の家の周りを見渡したときに、足が悪く買い物へ行くことが難しい方や、免許を返納してスーパーマーケットへ行く手段がなく、タクシーでスーパーマーケットへ行く方が増えていくのを間近で見てきました。

また、昔は近くの地元商店に電話して自宅まで配達してもらっていた人もいましたが、その商店が廃業してしまい、買い物をする手段がなくなって困っている方もいました。

お困りの方は、その人自身の事情だけでなく、地域の過疎化によって商店が廃業し、買い物の手段がなくなってしまったという背景もあります。買い物にお困りの方が、近所だけでもこれだけいらっしゃるので、地域全体では相当数の方が困っているのではないかと思いました。

こうした「買い物難民」を近くで見ていたからこそ、自分を育ててくれた地域に貢献し、恩返しがしたいと思いました。そして、「買い物」という高齢者にとってのエンターテインメントを通して、地域のみなさまを笑顔にしたいと考え、開業を決意しました。

実際に走ってみての感想を教えてください

とくし丸の強みでもある「軽トラック」だからこそ、お困りの方のところへ毛細血管のように住宅地へ入り込み、販売ができることを実感しています。

他の移動スーパーですと、公園や住宅地の広場など、どこか場所を決めて販売している印象がありますが、そうしてしまうと、歩けずそこまで行くことができない方もいます。

とくし丸は狭い住宅街でも自宅前まで入り込めるため、お困りの方のもとへ買い物の機会を提供できる点に、改めて魅力を感じました。

販売に行くと、お客さまがみんな待ってくださっていて、1日に何回も「本当に助かる」「また来てね」「いつもありがとう」とダイレクトに言われるので、やりがいを強く感じます。これからも街の毛細血管のような役割を果たし、販売機会をみなさまに届けていきたいと思います。

また、実際に働いてみて、体力面での不安は想像以上に心配いりませんでした。もともと体力には自信がありましたが、開業してからはお客さまとの会話が楽しく、あっという間に1日が過ぎています。

開業初月はいくら売上を上げることができましたか?

開業初月から日販10万円を超えることができました!
小売業未経験の私でも、初月から平均日販10万円を超えることができたのは、自分でも驚いています。

初月から好スタートを切ることができたのは、とくし丸本部とスーパーマーケットのとくし丸担当者のサポートのおかげだと思っています。
開業前から売上に直結するお客さま探し(開拓)や、開業後も2週間ほど一緒に販売を行なってくださるなど、手厚いサポートがありました。

経験したことのない世界に飛び込むことはとても不安でしたが、サポート体制が充実していたことで、初月から好スタートを切ることができました。これからは、本部やスーパーマーケットの方から教わったことを活かしつつ、自分の販売スタイルを見つけていきたいと思っています。

前職ととくし丸の違いや変わったことを教えてください

前職ではファイナンシャルプランナーとして働いていました。毎月の営業成績が棒グラフで張り出されたり、基準を達成した人とそうでない人がカテゴリー別に分けられたりして、目に見える形で人と比較されることや、日々のノルマにストレスを抱えていました。

とくし丸では、このような人と比べられるストレスから解放され、個人事業主として自分らしく働けることが魅力だと感じています。
自分自身との戦いにはなりますが、「一人ぼっち」というイメージではなく、本部・スーパーマーケット・販売パートナーの三者で成り立つビジネスであるため、開業前から日々の販売まで、スーパーマーケットの担当者や本部のサポートがあり、心強いです。

一方で、前職で魅力だと感じていたのは、給与形態が「完全歩合制」であったことです。頑張ったら頑張った分だけ収入として自分に返ってくることが魅力でした。そこは今のとくし丸でも変わりません。

個人事業主として、売った分だけ、頑張った分だけ、しっかり収入に反映されます。売上が思うように上がらない日には不安になったり、大変だと感じたりすることもありますが、お客さまとコミュニケーションを取って数字を作っていくことは、これまでの仕事でもしてきたので、その経験を活かして、売上を上げられるよう日々工夫しています。

今は、「地域の課題をビジネスの力で解決する」とくし丸で働くことに、とてもやりがいを感じています。

開業前の研修で 自信がつきました

とくし丸を開業したきっかけは何ですか?

当時、私の自宅付近でサンプラザから別の方がとくし丸を開業されました。
その方のチラシが私の家のポストに入っていて、運命を感じました。以前テレビでとくし丸を見て気になっていましたが、そのチラシが私の背中を後押ししてくれました。

買い物にお困りの方をソーシャルビジネスで助けることを、ボランティアではなくビジネスとして成り立っているところに魅力を感じました。
買い物に本当にお困りの方に寄り添い、助けたいと思いました。収入も生活をする上で重要なポイントなので、社会貢献性とビジネスとして成り立つ、バランスが良いと感じました。

開業研修で印象に残っていることは何ですか?

開業研修で印象深かったのは、最終日にとくし丸の同期と写真を撮り、LINEを交換し、「これからみんなで頑張ろう!」と一致団結した瞬間です。

研修前はどんな雰囲気でどんな仲間と過ごすのか少し不安でした。実際に研修が始まると、とくし丸本部のスタッフの方がとても明るく迎え入れてくださり、初日に開催された懇親会ですぐに同期と打ち解けることができました。

自分一人ではないのだと感じました。同じタイミングで始める仲間がこんなにもいるということが心強かったです。今も同期の方と連絡をとっています。開業時期が近いため、開拓のコツや進捗状況の共有、「開業したよ!」というような嬉しい報告も飛び交っています。

そんな同期との何気ない連絡が、「よし、明日も頑張ろう!」と私の背中を押し続けてくれるような存在になっています。

※研修最終日に同期ととくし丸本部と撮影したお写真

実際にお客さま探し(開拓)をしてみての感想を教えてください

実際にお客さま探しを行い、お客さまのお話を聞く中で、想像以上に困っている方がいるな、と感じています。

中にはコンビニエンスストアでしか買い物に行けていない人や、近隣のスーパーマーケットが閉店して電車を使って買い物に行く方もいらっしゃいました。帰り道に重たいお米や大根などの野菜を運ぶのが大変だとおっしゃっていました。

ここまでお客さまの買い物状況やお困りごとを聞き出せているのは、とくし丸本部の研修があったからだと感じています。実際にとくし丸を利用しているお客さまの背景やお困りごとのヒアリング、移動スーパーの説明など、実際にお客さま探しを行うロールプレイを行いました。

また、トークスクリプトも開業研修のときに配布され、それを見ながら今も開拓を行うことができるため、「何を話したらいいのか分からない…」が発生しません。

開業までの業務で収入にも直結するお客さま探しについても、本部からのサポートがあり、安心して営業の準備をすることができています。

とくし丸は、インフラ。地域に寄り添い続けるために

とくし丸導入にあたり、期待していた効果はどのようなものですか?

土屋:地域にどれだけ貢献できるか、ということです。
スーパーマーケットというのは地域に根付いている商売だと感じています。「長年、当社の店舗をご利用いただいたお客さまに寄り添い続けたい」という想いで運営しており、とくし丸事業は非常に有益な事業のひとつだと思っています。

とくし丸導入後、実際のお客様の声というのは本部にどのように届いていますか?

土屋:「生鮮品などの、どうしても買い物に出かけないと買えなかったものが、とくし丸のおかげで買えるようになって、生活が非常に豊かになった」という声をいただいております。

とくし丸の魅力はなんだと思いますか?

土屋:一番は、ご自宅の近くまで商品をお届けできることです。
お客さまにも、「スーパーマーケットがそのまま玄関の前にやってくる」というところを、とくし丸の魅力として感じていただいていると思います。


開業前からの日々のものまで、いなげやからはどんなサポートがありますか?

小林:販売パートナーの中には、小売りが初めてという方もいらっしゃるので、まずは「お買い物をしてみてください」と私はお話ししています。
実際にお買い物をしていただき、何がお店に並んでいるのか、何が美味しいのかなどを自分で確かめて、それをしっかりおすすめできるようになっていただきたいと思っています。

また、様々な手続きは、我々がフォローしています。
そのほか、自治体や介護施設など、個人ではコミュニケーションが取りにくいところに対して、我々「いなげや」の名前を出すことで交渉がスムーズになることもあるので、そのような部分もサポートさせていただいています。
開業された後、お客さまの獲得に伸び悩んでいるという場合には、「どのように新規エリアへの展開を進めていったら良いのか」などのアドバイスもさせていただいています。

やはり、販売パートナーは日々ひとり、もしくはふたりでやられているため、いろいろなお悩みが出てくるものです。随時、相談事は受け付けていますし、愚痴も聞きます(笑)。

そのほかにも、お互いに「売上が上がって良かったね!」というような話も共有させていただきながら、日々サポートしています。

販売パートナーとのコミュニケーションで気を付けていることはありますか?


小林:そうですね。やはり距離感は大事にしています。
あまりに近すぎてはいけないし、遠すぎてもいけないというところは気を付けています。

ただ、台数が増えるにつれてコミュニケーションが希薄になってきていると感じるので、反省しなくてはいけないと思っています。
できるだけ気軽に話せる関係を意識しつつ、「ビジネスではあるけど仲間だ」ということを考えながら接しています。ます。


とくし丸事業における課題や改善点を教えてください。

小林:これだけニーズがあるにもかかわらず自治体によっては、「民間の事業である」という部分で、加担できないというような話をされてしまうこともあります。
公共性のある事業であることを、自治体もしくは国にもっと認知していただけたらと思っています。

とくし丸事業は、ただの金儲けの手段ではなく、「インフラのひとつ」というところを、もっとアピールしていきたいです。

家族で過ごす時間を増やす、とくし丸が魅力です

前職から見た、とくし丸事業の魅力を教えてください

とくし丸事業の魅力は、週に2回、対面でお客さまと直接顔を合わせて販売をすることです。
前職の場合、週に1回商品をお届けするだけでも絆を築くことができていましたが、とくし丸の場合は週に2回、顔を合わせてお話をするので、お客さまとの関係性は比べ物にならないくらい深い絆を築くことができるのではないかと期待しています。
対面販売のメリットは、毎週決まったお客さまと顔を合わせるため、少しの体調の変化や異変にすぐに気づくことができる点だと思います。買い物をする機会を提供するだけでなく、見守り活動で地域に安心をお届けする存在になっていきたいです。

また、ネット通販などの場合は、カタログやインターネットから事前に注文し、冷凍食品のお届けがメインとなります。そのため、解凍が必要となり、すぐに食べることが難しいです。
一方、とくし丸の場合は、その日にスーパーマーケットから商品を仕入れるため、新鮮な青果、お肉、お刺身をお客さまがご自宅の前で自分の目で見て、楽しみながら選ぶことができるのも魅力だと感じています。

髙橋さん流のお客さま探し(開拓)のコツを教えてください

今、開業に向けて順調にお客さまの獲得ができています。
自分のエリア内の個人宅を一軒一軒インターホンを押して、今困っているか困っていないかを聞き出し、利用の意思確認をするという作業のため、非常にやりやすいです。お客さま探しのやり方のマニュアルも、本部より開業前研修でいただいたため、安心して行うことができています。

お客さま探しをする上での私流のコツは、まず自分のことや家族のことを話し、緊張感をほぐすことを意識しています。
本題から入ってしまうと受け入れてもらえないので、庭の花の話をしたり、飼っているペットの話をしたり、打ち解けることができる話題から入るようにしています。

一方で、まだ足腰が元気でとくし丸の利用を希望されない方でも、チャンスはあると考えています。実際に利用を希望されなくても、その方から近所の方やご両親の紹介などで、合計4名のお客さまの紹介をいただいたからです。

お客さま探しの時には私の名刺をお配りしているため、後から思い出してお電話をいただくことが多いです。最初、本部からいただいた約200枚の名刺が、今はもう残り20枚ほどになっています。

また、サポート内容※も充実しており、私の場合はとくし丸本部が1週間ほど現地に来てくださり、私のエリア内の福祉施設や自治体に営業をかけていただいています。
施設のお客さまの獲得ができるだけでなく、その活動によって地域での知名度が上がり、個人宅を訪問していても「見ました!」や「聞きました!」などの声をいただき、警戒されることなくお客さま探しを順調に行うことができています。

※サポート内容は店舗によって異なりますので、スーパーマーケット担当者面談の際、直接お問い合わせください。

これから楽しみなことを教えてください

これから働くうえで楽しみなことは、妻と過ごす時間が増えることです。
前職の勤務地が自宅から30km以上離れており、30年以上、家庭を顧みることはほとんどありませんでした。
ただ、生涯現役で働くことが私の中の目標にあったため、自宅付近で活躍することができるとくし丸に魅力を感じています。

妻も人と話すことが好きなので、2人で力を合わせ、夫婦開業をする予定です。
一緒に過ごす時間を増やし、さらに地域に笑顔を増やすことが、これからとても楽しみです。
とくし丸で夫婦で外に出て身体を動かし、お客さまとお話しすることは、働く側としても本当に素晴らしいことだと考えています。

生涯現役で「最期まで健康で生活を送れること」を夫婦の目標として、これから頑張っていきたいです。

会社員時代より ストレスフリーに働いてます

開業するにあたって不安なことはありましたか?

当時私は、開業資金はリースを選択しようと思っていたのですが、無職で収入0だったので審査が通るかとても不安でした。ただ、バックボーンに東武ストアさんがいたことによって審査も通り、無事開業することができました。

今はリースを選択したことによって支出が一定だということもあり、経費管理が楽になるという点と、
車両のメンテナンスもついてくるので安心・安全な車両管理ができるメリットがあると感じています。
車両について詳しくない私でも、これならやっていけています。

リースの月々の支払いは大きいですが、やっていけない完全に無理な数字ではなかったです。
確定申告もこれまでやったことがなく不安でしたが、ソフトを使ってやってみると簡単にでき、税理士など使うことなく今では自分で行っています。

また私は収入の面でもとても不安でした。個人事業主なので自分に何かあった時には収入がなくなってしまいます。体調を崩してしまうと営業が停止し、その分直接収入にも響いてきます。

また自分自身の問題だけではなく、買い物の手段の提供というお客様のライフラインを直接担っているので、
自分自身の体調には気を付けるようにしています。でも今はそれをプラスに捉え、体調の面も含め自分の仕事に責任感を持って働くようにしています。

とくし丸で働く上でどんなことに気を付けていますか?

私は一緒に働く仲間との関係性を大切にしています。
販売パートナーは個人事業主ではありますが、日々の営業の中で一緒に働く仲間、例えばスーパーの担当者や各部門の方、出入りする他の配送業者の方との関係性を大切にしています。

具体的には、しっかり相手と目を合わせて挨拶をしたり、ベースピッキング※や返品作業をやってもらって当たり前と思わずに、毎回必ずしっかりお礼を伝えるなどしています。
基本的には1人で業務を進めていく仕事ではありますが、日々サポートしていただき周りの力も借りて働いているので、円滑に業務を進めていく上ではとても大切なことだと感じています。

良い関係性を築くことによって「お客さんの名前だけじゃなくて誕生日とか結婚記念日も覚えてプリンとかちょっとしたプレゼントと一緒にお祝いしてあげると喜ぶよ!」などと売上を上げるためのコツを教えてもらったり、営業前に会話したりして1日の良いスタートが切れています。
朝たまにスーパーの担当者がいらっしゃると話が盛り上がって止まらなくなって遅れそうになる日もありますが…(笑)それくらい楽しいです。

簡単なことではありますが、一緒に働く仲間との関係性を大切にすることによっていつかはそれが自分に返ってくると考えています。

※ベースピッキング:基礎的な商品を選定すること

とくし丸で働いてみての感想を教えてください

私は30年以上勤めていた会社を辞め心機一転、新たなとくし丸を開業しました。
今は会社や上からの指示で動くのではなく、自分で考えや自分の意思で働くことができるため、個人事業主であることが逆に良かったです。

例えば、どうしたら売上を上げることができるのか自分で考え、実行することができるのです。
お客様が商品を見やすく選びやすく手に取りやすいように車両のレイアウトや棚を変更したり、接客の方法も自己流にしてみたりしています。

思ったように売れるとやっぱり嬉しいですし、思ったような結果にならなかったときにはまた考え、それを実行に移しています。
今は自分の意思で動き、実行していけることができる、そんな個人事業主として働くことが魅力的だと感じています。

砂村さん流の商売のコツを教えてください

私は週に2回お買い物をすることが楽しみなお客様の期待を裏切らないために、商品内容を飽きさせないようにしています。
お客様の喜ぶ顔を思い浮かべながら商品選びをし、新しい物・いつもと違う商品を持って行っていくことを心がけています。

中には80代になっても自宅にあるお肉や野菜を使って料理をしているお客様もいらっしゃって、「これを持って行くと喜ぶんじゃないか?」と思って積んだ商品を実際購入してもらうと、とても嬉しいです。

お客さんが「これが好き!」と言われ好みを知っていくことは重要ですが、何回かすると飽きてしまって買わなくなってしまいます。
お客さんを飽きさせないために商品を替えることが重要だと感じています。